このレビューはネタバレを含みます
個人的に姉妹の「天才」と「凡人」のギャップをもう少し極端に描いてもよかったのかなあとは思う。
果たして悪魔は存在したのか、はたまた思い込みなのか…
あらすじ通り素直に前者で鑑賞しました。ただ、栄光を掴みたくて「悪魔と契約」したには大した栄光も掴めず代償ドデカすぎるだろ!と感じました。
しかもオーディションで勝ち取っても結局演奏できずにビジョンで見たような拍手喝采も浴びることなくあの姿なわけで…
オーディションに選ばれただけっちゃだけ。本来なら音楽で食べていけるひと握りの人間になることこそ、この映画でいう栄光なのではと。
例え、悪魔が存在しようと、思い込みだろうとどちらにせよあまりに不憫でいたたまれずなんとも言えない気持ちになりました。