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ノクターンのMOEのレビュー・感想・評価

ノクターン(2020年製作の映画)
3.4
ブラムハウス×アマプラアンソロジー
第三作目。邦題: 『ノクターン』
『ブラックボックス』が思いの外良かったので、期待して鑑賞。

双子の姉への嫉妬に駆られた妹が悪魔に魂売ってまでピアノの才能を爆発させたい話。
正直プロット自体は至って平凡。

けれど、演出や音楽が私のオータイムベストの一つである『ネオン・デーモン』を彷彿とさせるところがあって、飽きずに観られた。映像美的に凝っているのに、精神的に追い込んでいく感じ、不安にさせる感じがgood。
ヴィヴィアンのあのシーン、ジュールスのラストシーンは両方とも、拘って画が作られていて、監督めっちゃこの構図撮りたかったんやろうなぁ〜と思わせられた。

『ハンドメイズ・テイル』でイーデンを演じてインパクトを残していたシドニー・スウィーニーちゃんが主役。今作でもしっかり爪痕を残していた。是非とも、アリアスター作品に出て欲しいと思う。
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