このレビューはネタバレを含みます
あの駄作、平成版『妖怪大戦争』を見てるので、今回は全く期待せずにそれでも新作『妖怪大戦争 ガーディアンズ』を鑑賞してしまうのは、68年版に心奪われた人間のサガなんでしょうね。
前半は「平成版よりはいいじゃん」てな感じで見てた。
心くんが最初に妖怪の世界に入り込むところなんて、ちゃんと薄気味悪くできてるし、前作みたいに妖怪が残酷な目にあうこともないし、心くんもさすが天才子役って感じでがんばってるし。
でも、、、
「大魔神+イデオンソード」せっかくカッコよかったのに、この後の一捻り、二捻りは全然要らない! 「ウルトラマンコスモス」的解決は大嫌いだし、大魔神がムンクみたいな顔になっちゃうし、歌長いし、その上更に改めて大魔神を暴走させる意味ある? 闇雲に長くなっただけ。ぶった斬ったところで終わらせればよかったのに!
続編作りそうなラストだったけど、また到底妖怪がかないそうもない大きすぎる敵を出すんだったら、今回は大魔神出して見せ場は作れたけど、次回もろくなもんにはならん。
毎度言うけど、ヴァイオレンス以外の三池崇史は全然ダメ。小学生のお子さまをちょっと怖がらせて時間をつぶす向きにはどうぞ。