子供向け映画は大人が見てこそ楽しめなくちゃ。でないと子供だましになってしまう。心くんは頑張ってたと思うけど、なんかあまりにも良い子過ぎて付いて行きにくかった。むしろ弟のダイくんがけなげで可愛かった。
フォッサマグナの山の中の化石達が海に帰りたいとの願いを加藤保憲が利用して、関東に封印されている“あのお方”平将門を復活させて人間を滅ぼそうとする、それを妖怪達が阻止しようとする、ということか。人間には地震くらいにしか感じられないから、二人の兄弟以外は誰も絡まない。それもどうだろうか。加藤保憲が実はあの人、っていうのは面白いけど、加藤保憲のこれまでのイメージとかけ離れすぎててウ～ンとなってしまった。武神様も今の時代ではああなるのか。
古代からの歌をみんなが歌うが、古からの歌なら、伊福部先生だったらどんな曲を書かれるだろうか。宇宙の深遠から聞こえてくるようなメロディーだろうな。
