予告編を見た時から、良さげな雰囲気が醸し出されてたので、期待していた一本。はい。期待に違わず良作。
今年は年初から重いテーマでもしっかりとした内容の映画に当たる確率が非常に高くて嬉しい。
使いまわされてる、ある意味ベタな題材なので、どんな切り口で見せてくれるのかな。と思いながら鑑賞。
見方を変えると新手の終活とも言えそう。
登場人物達が皆、真摯に物事に向き合ってる姿勢が良かった。
また、劇中に卑怯者とか小賢しい人物とかが、出て来なかったからそう感じるのかもしれない。
特に主役のシングルファーザーの子供に接する姿勢が、うまく説明出来ないけど、ココロに響いた。
勿論、「死」という大きな問題を抱えた人物なので、その重みもあると思うんだけど。