なかなかの拾い物です。
あえてFilmarksスコアを高くした事は
認めますが、個人的に刺さりました。
末期症状で長くは生きられない父親が
息子を託せる養い親を探していく。
あらすじは以上ですが、想像以上に
広い世界が広がっています。
台座的に死をどう捉えるのか、どう
教えるのか。子供を迎え入れる家族が
どのような想いを持っているのか。
最初は思い出ボックスに反発するも
やがてそれを作るに至るまでの時間の
流れが確かにそこにはありました。
母親の写真を手袋に仕込んで思い出ボックスに
入れる。その時のわずかな躊躇は
いい味出してます。
最後にあの女性だったのはきっと
マイケルと一緒にトラックで遊んでくれた
のがあの人だけだったのかもしれませんね。