余命申告を受けたシングルファーザーと幼い息子の絆の物語。1人残されてしまう子供のために里親を探す父親の葛藤と親子の愛が静かに、鮮明に描かれている。
淡々としたいつもと変わらない日常の中に
溢れている愛情とぬくもり。
ほんとちょっとの、目を凝らさなければ
見逃してしまうような我が子の成長。
と、じわりじわりと確実に近付いてくる自分の最期。
何気ない親子の日々がただ流れていくだけ。
ただそれだけ。
それだけなのに、心が震えて涙が止まらなかった。
マイケルはパパのこと、
いつ気付いて、何を考えて、
どんな気持ちだったんだろう。
マイケルはパパの愛をしっかり
目と心に焼き付けてたね、すごい子だ。