シュールレアリズムを感じるのは間違いない。この作風の日本監督は少ないのでとても新鮮でした。次の作品も気になりますね。
抑揚を排したセリフまわし。
滲み出てくるキャラクター。
どことなく漂うロイ・アンダーソン感。
インタビュー記事では2作目の長編を撮ったあとに初めてロイアンダーソン作品を、見たということで驚きました。行き着くところが似通う点が興味深いです。ご自身も共通点はなくはないとおっしゃるぐらいですから。水木しげるさんの影響のほうがあるそうですね。それも何となく伝わってきました。
掛け時計を首から提げるアイデアも予算ゆえに出てきたということで予算が大きければいいということではなく使い方なんだと大変勉強になりました。
本作でのお気に入りのセリフ
「今覗いた?覗いてたよね?」