あああありがとうこんな映画を作ってくれて。冒頭から涙。想像したようなキラキラ青春映画じゃなかった。
「青春映画」という評価は、ただこの映画のジャンルってだけ。
その語り口でばかり語られてしまうようなら、この映画は青春じゃなくてもいいし、ぜんっっっぜん夏じゃなくていいよ!
どうにもならないものにあらがう姿の美しさに、いつだって涙が溢れる。
映画にたいして、人にたいして、純粋に好きって気持ちで全部が動いてる。だからこそ優しくて激しい。その優しさと激しさが美しさになってちゃんと表れてる。(青春じゃなくても、現実世界にこういうことができる人はいるし、描ける映画作家もいるとおもう!!)
コロナも含め、いろんなどうにもならないことばっかりのいま、一番観たかったのはこういう映画だったなと強く思う。
ちなみに…ブルーハワイが、『武士の青春』の運命を聞かされたあとビート板とふたり歩くシーン。
ブルーハワイが涙をさらっと拭ってたの、ちゃんとみてたよ🥲
いつもふわふわ笑ってて、あっけらかんとしてるように見えるけど、すごく繊細な子なんだきっと🥲
映画がなくなっちゃう未来にショックで泣いた…。
あの高校生たちの思いが映画いっぱいに詰まってて、ずっと切実な映画だった。
時間経過の演出全てよよよい!
映画のラストシーンが、ハダシの映画制作のラストシーンになる。
あとパンフレット絶対買うべき。『サマーフィルムにのって』のその後が描かれた漫画が、また泣ける。