「サマーフィルムにのって」観てきた。
評判良さげだったので観たんですが荒削りながら面白かった。
お話は…
女子高生のハダシ（あだ名）は時代劇映画が大好きなのに所属している映画部で作ってるのは今どきアオハル映画ばかり。しかし自分が作りたい時代劇映画の構想は暖めていた。そんな時、彼女の前に主役の武士イメージにぴったりな男子が現れる。そこで幼なじみのビート板（あだ名）とブルーハワイ（あだ名）を巻き込んで自分の映画制作に乗り出す。順調に制作を進めていく彼女らだったがある時とんでもない事実が発覚しちゃってさぁ大変ってな話。
主人公の女子高生ハダシ、友人ブルーハワイ、ビート板…なんちゅうあだ名だよ。説明も一切ないんだがまぁそこが潔いw
芝居は正直拙い。アラもあるしこの作品自体が自主制作のよな気さえする。だかしかし！伝えたい情熱が揺さぶってくる。その拙さ、それが本作ではいい意味で効いていたと思う。中盤からの展開は予備知識無しに観たのでびっくりしたw
遠い遠い昔、私が学生時代、自主制作していた頃を思い出させてくれた。あぁ思い出すだけで恥ずかしいw
ーー以下はネタバレーー
これは令和の“時かけ”だ。
作中でビート板（あだ名）が筒井康隆の「時かけ」読んでたりオマージュしてたね。ハインラインの名が出て笑ったが題名は出てなかったがおそらく「夏への扉」だろうな♪
どう考えても浅い川に橋からダイブもそうだけどツッコミどころは多々あるが面白くて個人的は懐かしい思いに耽る作品でした。
