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サマーフィルムにのってのcalinkolincaのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
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今日は「サマーフィルムにのって」を。
映画×ラブ×友情×SF(少しふしぎ)がいい塩梅で混ざった青春映画だった。
時代劇ヲタクの映画少女、ハダシが友人のビート板、ブルーハワイたちと映画を撮るところから物語は始まる。
私が好きだったのは、ハダシはキラキララブコメ映画を撮っている映画部のカリンをずっと否定していたのだけど、自分の初めての恋心と向き合い、苦しみ、受け入れた果てにカリンの窮地を親友であるブルーハワイを送り込むことで助けるシーン。
やはり青春映画にはライバルだった者同士が認め合う、友情がよく似合う。
そして、これがラブストーリーを否定していたハダシ自身を救うきっかけにもなっていくのも素晴らしい。
青春映画らしい元気の良い劇伴とストーリーを補完してくれる主題歌も良かったし、なんと言ってもハダシ役の伊藤万理華ちゃんがかんわいかった〜。小柄な体型にショートカット、くるくる変わる表情に迫力たっぷりの殺陣まで、すべてがほんとにキュートで。ひとめでファンになりました。
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