ゆうな

サマーフィルムにのってのゆうなのネタバレレビュー・内容・結末

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

作品通してのありったけの映画愛に震えた…泣いた。。
凛太郎とも映画ともさよならしたくない、その感情が溢れるままに一度は作ってしまった斬らないラストだったけど
映画へのリスペクトを、愛を忘れられなかったハダシは斬る結末に変える。
斬るってことは、愛を伝えること…
最終盤に映画への愛、凛太郎への恋がこれでもかってくらい演出されてて素晴らしかった……伏線も最高。
映画好きとしてこの作品を観れてよかったなぁと。
傑作だーーー。
この作品も、誰かの人生を変えたり、心の1ページに刻まれることになるのかな。そう考えると色んなセリフが尊い。

演者については、この作品、伊藤万理華ちゃんじゃなかったらこんなにグッと来なかったんじゃ?ってくらいハマり役。
笑顔ももやもやと悩む顔も、ハダシの映画が大好きでたまらない気持ちがじんじん伝わってくる。
夏合宿中の、気持ちの整理ができなくて、どうしたらいいのかわからないーーっていう少女の青い感じも本当に上手かった。

キャラとしては小栗が好きすぎた…
チャリ漕ぎ照明、どうしたらそんなキャラクター設定が思い付くのか。。!
どのサブキャラにも愛のあるカメラワークが素敵。

久々にめちゃくちゃヒットしたなという作品。
一度コーラとポップコーン食べながら観たい。
ゆうな

ゆうな