いきなりしょうもないシーンで始まるから「この映画大丈夫か?」と思ってたらそれは劇中劇だとわかって安心
そして主人公ハダシ(伊藤万理華)もその劇中劇を好きじゃないみたいで安心
主人公の見た目がコミカルなキャラなんだけど演じてるのが実は元アイドルだと知って驚き
そしてその主人公と正反対のキャラ花鈴(甲田まひる)もぴったりの見た目だった
演じる甲田まひるはジャズミュージシャン
友達のビート板(河合優実)とブルーハワイ(祷キララ)のあまりかわいくない具合もちょうどよかった
ビート板の役割はディズニー映画「ノートルダムの鐘」のカジモトみたいで切ない
映画宣伝では凛太郎(金子大地)が未来から来たという設定が紹介されてるけど、できればその設定は隠してくれたほうが面白かった
ノートに描いた絵が動き出すシーンは「37セカンズ」を思い出した
ラストはトンデモ展開だけどそれまで映画を見てると許せてしまう
映画において行き過ぎたストーリー展開はラストのここぞって場面で1回だけ使われるなら効果的
「アルプススタンドのはしの方」のラストである人物がプロになったストーリーのように
ちなみに引っ越しのバイトに女子が行くとこの映画みたいに荷物は運ばされないで梱包作業やらされるらしい