第22回「ホラーに負けない会」
今回はreeさんが選んでくれた「ブラック・ボックス」
reeさんらしい、とってもスタイリッシュなホラー作品でした。
一般的にイメージするホラー要素は、ほぼないのですが、私の中では間違いなくホラー、おばちゃんヤバすぎです。
ストーリーよく面白かったです。
事故にあい奥さんを亡くし娘のエヴァと暮らしているノーラン。記憶が断片的に無くなっている。
エヴァのためにも親友医師のアドバイスに従いある治療を試みるが…。
おませでしっかりしているエヴァ。めちゃくちゃ可愛いです。
エヴァのためなら、怪しげな治療もトライしようと思いますよね。
ちょっとネダバレあり
虎視眈々と勧められていた計画…。
おばちゃん先生、頭良いけどヤバすぎです…
あのシステム作ってしまうのだから相当頭良いですよね。
こういう人にありがちかも知れませんが、
偏狂的な愛…。
ある意味、息子トーマスに対する愛情は強く感じますが、共感することは難しい…
方法論を間違えています…。
記憶が交錯し、次第にトーマスの記憶になっていきますが、おちゃけ飲みながら視聴したせいか何点か辻褄合わず、もう一度見返して確認しようと思います。
家族写真に見入るトーマス、そこには怯えた感じで写る奥さんと子供…。
その後ドアが閉まります。トーマス自らがその後を閉ざしたように感じますが、あのDVトーマスが簡単に改心するかは疑問残るところ…。
記憶の交錯、更新のシーン毎に登場するアイツは気味悪いです…。
ただイメージするのは貞子…。
気味悪さでは、貞子に1票。
むしろ、曖昧な記憶の表現としての、のっぺらぼうの方が気持ち悪かったです…。
親友医師はとってもいいヤツでした。
冒頭にもう少しノーランとのやりとりあれば
もっともっといいヤツになったと思います。残念なところ。
おばちゃんあきらめませんね。
怖い怖い…。
私が今までイメージしたホラー作品とは一線を画してましたが、心理的なホラー作品でした。
はたして皆さんの評価は???