2020年のアメリカ合衆国のSF映画。
ジョージ・クルーニー監督・製作・主演。
リリー・ブルックス＝ダルトン原作のSF小説『世界の終わりの天文台』の映画化。
ある日地球が何らかの理由により人類滅亡の危機に瀕する。
そんな中、科学者のオーガスティンは一人北極に残り、
宇宙飛行士のサリーは宇宙探査ミッションを経て地球に帰還しようとする宇宙船からそれぞれ地球の危機を救おうとする。
イケオジことジョージ・クルーニーが一人3役をこなした入魂の一作。
キャストの演技は良かったんですが、特にジョージ・クルーニーはホントに素晴らしかった。
地球に一人取り残されて孤独と戦いながらも、命を長らえる。
もはや地球は救えないので、宇宙から帰還しようとるする飛行士を救おうとする。
死の瞬間を目前にしてそれぞれの後悔や決意がラストに向かっていく様もイイのですが、
この映画は美しい映像にのめり込んでしまいます。
壮大な宇宙空間や、凄まじいまでの北極の吹雪、
印象的なのは宇宙飛行士が負傷した時にヘルメットをとった瞬間に、
ブワッと湧き出る無重量状態での血。
かなりオリジナリティがあって印象的。
北極のシーンはあんなん絶対凍死やん！ってシーンもあったり、
ツッコミどこはありましたが、物語全体としてはまとまってかな。
かなり観る人に思考を求める映画なので、
分かりやすいのが好きって人は見ないほうがイイです
