Taul

オールドのTaulのレビュー・感想・評価

オールド(2021年製作の映画)
2.0
『オールド』鑑賞。ワンシチュエーションスリラーでありいわば人生短縮群像劇。老化の怖さと子供の成長の早さを知る自分にとっては既にあのビーチにいる感覚なので彼らの人生模様が味わい深いと同時に起きることは驚きもなく安っぽいSF小説を読んでるような感じにも。結局トンガリ方も普通のエンタメとしての面白さも微妙だが、やはり独特な演出が印象的なシャマラン節。オチの丁寧な説明は『ハプニング』の時の酷評への当て付けのように感じ面白かった。上映前の挨拶と本編にメタ的登場という学園祭の映画ようなノリができるのは彼だけだろう。
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