「そのビーチでは一生が一日で終わる」
ビーチへ来てからというものの、この出オチ感がずっと続いた。体感9割はこの設定のままなので、実はかなり序盤で集中力が切れてしまった…。
30分で1年経過する。確かに大人の1年と子どもの1年は、生きてきた年数に比べれば速度が違う。子どもたちが急激に育った先で、想像できてしまった部分もあった。
離婚の危機だった夫婦と子どもたち。ビーチのおかげで見つめ直し、(歪んだ形だが)成長を見ることができ、絆が深まった？
自分だったら(そもそも泳げないので色々詰み)、脱出しようとせずおとなしくそのまま一生を終えるのを待つかも。。
(ゾンビに襲われたら逃げたり戦ったりせずゾンビになる道を選ぶ派)
だいぶ引っ張ったけどオチは、そうか〜というものでなるほどなという感想。おっきなホラー要素はなかったかも。
あっけないってことは、やはり重要なのはビーチだったのね。
数々の伏線が回収されてきたけども、
わたしは、イドリブくんの存在が気になっていて。
あのお手紙、今さら！？ってタイミングで読んだけど、先に読んでても意味わからなかったろうし。
最後に触れ合えたのがよかった。
イドリブくんに友達が居ないのは、みな「帰ってしまう」からって言ってたけど「帰って来ないから」でしたね。。
もう一人。看護師さんが知り合いにそっくりで、彼も年取ったら髪があんな感じになるのかな…なんて想像してしまった。似過ぎて気が散った。笑
そしてプロムにも出れなかった、学生時代の思い出も無いままああなってしまった姉弟たちの今後が気になってしまった。叔母さんのもとで、何か商売を始めるのかな、とか。
冒頭でシャラマン監督からのメッセージ映像があってからの、本人出演なのでだいぶ怪しかったけど親切でしたね。
スクリーンはだいぶ人が入っていて、若手から年配夫婦まで様々。それぞれ、どう感じたんだろうか。
