このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たかった作品。
ジミーが18歳のとき台南でアミと出会う。
ジミーが36歳のとき日本へ、アミに会いにくる。
ジミーの18と36の2軸で進んでゆくのだけど、過去は鮮やかで暖かな色合い、現在は少し冷たい色合いなのが印象的。ジミー(グァンハンさん)の演じ分けも自然でグッとくるものがある。
夢が叶ったらまた会おうという約束。
2人で観た映画『love letter』
アミがジミーに向けたラブレターと返信。
視点がアミ(清原果耶ちゃん)に切り替わることで、種明かし的に繋がるものがある。清原果耶ちゃんパートでいよいよ涙腺が麻痺した。。
一つ気になっていた点は、予告からして明らかにアミはもうこの世にいないのではという点。(お手紙形式なので。。)
病気とか事故とか、死ぬことが分かっている作品は少し避けてしまうのよ。そこが予想通りだったのが少し悲しいけれど、
ジミーはそれを知っていて会いに来たんだね。それにテーマはそこじゃないから。
「一休みはこれからの長い旅のため」
余談
会わなかった長い時間、国をまたいだ距離は最近観た『パスト ライブス』のようだが、あちらはとても現実的に思える。それに比べるとこちらは少しノスタルジックな雰囲気もあって、そこが良くも悪くも。
グァンハンさんと清原果耶ちゃんがとにかく良すぎた。コウジ(道枝くん)は取ってつけたような感じだったなぁ。。
要所要所で『スラムダンク』の名言や場所が出てきたので、本作の次にハシゴした『リバウンド』(韓国バスケ実話もの)へ通じるものがあるなと(勝手に)感じた。
