このレビューはネタバレを含みます
この映画は考えれば考えるほど、めちゃめちゃ面白い。伏線回収が見事だからもう1回観たい！！
けっこう最初から答えに繋がるヒントがたくさん散りばめられてたのに、最後の研究所で種明かしされるまで1日で新薬の治験をしてるって気づかなくて悔しいけど嬉しい。あのシーンも、このシーンもそうかなるほど、種明かしでピタッとハマるから気持ちいい。
たしかにウェルカムドリンクが変な漢方みたいだったよね、エキゾチックおしゃれなのかなって思っちゃったけど。んーやられた！
そもそも治験者たちが、自然にあのホテルを選ばされている妙ね。ママはネットで見つけたって言ってて、てんかんの女の人もドラッグストアのレシートで見つけてた。パーソナライズされた広告で、ついつい選ばされていることに気がづかずに選んでしまっている現代の情報社会の怖さまで巧妙に表してるのほんとすごい……
欲を言えば後味が悪い映画が好きだし、背筋が凍って終わりたかったから、最後姉弟が助かって、製薬会社を通報するところがなければもっとよかったな〜（ひどい）誰かにとっての正義が、誰かにとっては悪夢だよね、大勢の命とたった1人の命、絶対に天秤にかけちゃいけないけど、大義のためという洗脳？の先であんなにたくさんの人間が狂っているの怖すぎた…そこで終わったらブラボー（拍手&拍手）って感じだったな〜シャマラン監督は優しい人だ〜
