時間が恐ろしいほどに早く進んでしまうとあるビーチでの出来事。シャマラン独特の世界観というか、そこに落とし込んでくるかというラストで、良い意味でなんとも言えなくなるラストだった。
カメラが往復するその数秒だけで一体どれくらいの時が過ぎてしまったのかを想像するのが楽しかった。“老い”というのは普通に生きていく上では視覚化しづらい現象だからこそ、こういう設定で老いを実感させるのは斬新で、まるである家族のアルバムをめくっているようなスピード感だった。
これくらい時間の進みが早かったらどんな世界だったのだろうと思うとちょっと怖いですね。