未視聴だったM.シャラマン監督の作品、ようやく観れた。
率直な感想は、丁寧に作られていて悪くない内容。
中盤までは、よくあるようなサスペンスだけど、後半 伏線を回収したり、関係が重複するような流れは、さすがに気持ちいい。
老いることで、何かを失い、それに伴って大切なものに気づく様が、このテーマで良く描かれていたと思う。
シャラマン監督は、三振かホームランか、の低打率強打者のイメージだけど、本作に限っては 得点圏で確実にヒットを打ったイメージ。…いや、よくわからんけど。
正しいことをしていると免罪符を持った人間が、犠牲を無視する感じが一番怖いと思う、一本。