スマトラトラ

パリの調香師 しあわせの香りを探してのスマトラトラのレビュー・感想・評価

3.2
シークレット・ウィンドウを見てウギャーーーってなった後に、なんか爽やか?軽やか?なお話が見たくて、寝る前に1本。タイトルから行けると思ったの(笑)
最初におもったのは、「ベンツに軽油入れるのか⁉」っていうアホな感想(笑)

 鼻と舌に敏感な自分でありたいと思いながら、そこを理解すると安物で満足出来なくなるって葛藤があるのよね~(´・ω・`)
 私、チョコとお茶(紅茶・烏龍茶・緑茶、お茶なら基本OK)とワインが趣味に入るんだけど、よく表現されるような「スパイス系の香り」とかが捉え切れていないのよね。ましてや、「土の香り」。土のにおいは分かるけど、みずみずしい土の香りなのか、乾いた土の香りなのかとかの表現無いし、わからん。土の香りをしたチョコorワインを飲んでニュアンスがわかるか?って感じでね。。。(;・∀・)  茶園毎の味の違いとかは判ってるよ?シルキーとかミルキーとかいろいろ・・・・でもまだ舌の経験が足りん。

 香りの中で生きている彼女の世界はどんなだろう? 最近、上橋菜穂子の香君を読んで、余計この映画の香りに対する生き方ってか、自分とは異なる世界の見方をしている人の世界を気にするようになったかも。香君は孤独だった。。彼女のクラブでの世界観も孤独を表しているように見えて、なんか切なくなった(´・ω・`)

お話自体は構成とか単純なのだけど、自分の好きな世界とかと併せて考えながらみたから、個人的にはとても満足した1本でした。