パリの調香師 しあわせの香りを探しての作品情報・感想・評価・動画配信

「パリの調香師 しあわせの香りを探して」に投稿された感想・評価

普通に興味深く、おもしろかった。配役がとても合っていて、無理な展開もなく、違和感なく、イライラせず落ち着いて見れる。それだけで十分すばらしい。

ヒューマンドラマであり、いろいろな苦悩やうまくいかないことなど、共感できる部分も多い。またフランスの美しかったり、リアルだったりする地方の光景なども見られるのもいい。

素人のおじさんが、元天才調香師に才能をみそめられて、香水づくりをアシスト、さらには自分でも香水をつくって大ヒットして成り上がる、みたいな話ではない。

また、Diorやジャドールといった言葉は劇中に出てくるが、あくまで一瞬の設定である。服装専門学校に行く人が期待するようなファッション映画でも調香師の伝記でもない。香水の瓶すらひとつも出てこない。

あくまでも、うまくいかない人生の再生を目指す主人公の設定のひとつが香りの専門家であるというだけで、足りない2人が出会うことで進む成長の物語である。雑にいえば、男女凸凹コンビによるバディ作品ともいえよう。

調香師とあるが、調香師とは劇中でもほとんど使われないし、本人も名乗ることはない。これから見る人は、パッケージや予告映像のきらびやかなイメージに騙されないように、ご注意を。

ラスト3分くらいが怒涛に進むのはいいのだが、唐突すぎて少し置いて行かれた感があったのはマイナス。せっかくここまで丁寧に描いてきたのに。Diorをどうしても入れて、アイキャッチシーンを無理矢理にでもつくりたかったように思えてしまう。

Diorやジャドールという名称は出さないほうが、映画の完成度からするとよかったと思う。出す意味とは。
eye

eyeの感想・評価

4.5
穏やかで暖かさを感じる映画で好き。最近疲れていたので観れてよかった。私自身は香水を付けないけれど、一つくらいはあってもいいかなと思えました。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
グレゴリー・マーニュ監督作。

本国フランスで興行成績第1位を記録した人間ドラマの秀作で、天才調香師と専属運転手の交流をユーモラスなタッチで描きます。

4年前に嗅覚を一時的に失いそれまでの地位と信頼を失ってしまった天才的な女性調香師:アンヌと、彼女のお抱え運転手となった中年男性:ギヨームの出逢いと交流の日々を綴ったドラマ映画で、ディオールの香水を手掛けた華々しい過去がありながらも現在はスーパーの芳香剤づくり等の安い仕事に甘んじているアンヌと、一人娘の親権を巡って元妻と係争中の身にあるギヨームという決して若くはない訳あり中年男女が織りなす化学反応とその行く先を見つめた“お仕事+再生ドラマ”となっています。

プロフェッショナルとその運転手の関わり合いを描いて、近作『グリーンブック』(18)を連想させる人間ドラマで、気難しいアンヌの言動に散々振り回されながらも次第に心と心が通じ合っていく二人の姿に心温まりますし、お互いにのっぴきならない事情を抱えた二人が、互いの長所を活かしまた互いの欠点を補い合うことで窮地を乗り越えていく“二人三脚の再生劇”が味わい深い余韻を残してくれます。匂いの組合せが香水となるように、縁もゆかりもない二人の組合せが“未来”という素晴らしい成果を残すのです。

余り語られることのない香水業界の裏側を舞台に、落ち目の天才調香師と運転手の交流を通じて生きる希望と歓びをユーモラスに導き出した良質な人間ドラマで、専門用語がばんばん飛び出す香水(匂い)にまつわる蘊蓄にも興味津々になれますし、凸凹な主人公男女に扮したエマニュエル・ドゥヴォス&グレゴリー・モンテルによる自然体の演技と掛け合いがとても魅力的に映ります。
kae

kaeの感想・評価

4.2
パリ×香水という題材が良いし、
とてもハートフルな映画。
フランス映画っぽさはありつつも、ストーリー重視で観やすい主人公2人の成長物語。
cuumma

cuummaの感想・評価

3.8
調香師とその運転手の恋愛物語。

穏やかなストーリーで、気楽に観れました。
フランス映画にしては珍しく

観念的ではなく人情を全面に押し出したハートフルな物語でした。終わり方も秀逸。
調香師なんて職業の
専門性の難しさと
それゆえの危うさが
よくわかった。

天才的な嗅覚に伴う報酬は
当たり前だとも言えるが
それを失う事のリスクも当然ある。

人はいいけど
だから仕事の上で崖っぷちな
運転手との出会いが
彼女の人生を
少しずつ変えて行く。

それぞれが影響を与えて
影響を受けて
最後はちょっぴり
幸せな気持ちになった。

フランス映画らしい
派手さはないが
大人の映画です。
調香師の仕事や視点、考え方がとても興味深い。グリーンブックの関係性を思い出す、人間味があふれる良い作品🎦
kana

kanaの感想・評価

3.7
ひとつの出会いが2人の人生を彩る。
調合師のお話は初めてだったので興味深かった。
フランス映画の穏やかさが心地よい
専門的な難しい映画かと思いきや、人間ドラマが主でとても親しみやすかった。

香りってやっぱり奥深いよね。
工場からの汚臭を刺激物で消すとか。

香水買いに行きたくなった笑(単純)
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