2022年9月26日新宿ピカデリー
予告編を見る限りホッコリものかなと思っていたが、良い意味で裏切られ、かなり突っ込んだ生と死の話だった。
登場人物それぞれが、死んだ家族にひきづられながらも生きていく。そこにある疑似家族のようなアパート。
見終わった後に、なんのために生きているのかなぁ、死んでしまったらどうなるのかを深く考えてしまう。
骨に関連したトピックスは、自分の父親の骨を散骨業者と一緒に寺で粉砕し、海に撒いた経験がある私も、いろいろ考えさせられた。
役者陣が全員素晴らしいし、知久さんもよい。エンドロールで、どこに薬師丸ひろ子出てた? と思ったら「いのちの電話」で声だけだった。