川っぺりムコリッタの作品情報・感想・評価・動画配信

『川っぺりムコリッタ』に投稿された感想・評価

Teto

Tetoの感想・評価

4.2
2022-129

炊き立てのご飯は美味しくて、
真夏のそよ風は心地よくて。
そんなささやかな幸せを感じながら、
誰かと笑っていられたら、
それだけで生きる意味になる。

漬け物、すき焼き、牛乳、金魚。
ぺこ

ぺこの感想・評価

4.1
経験がものを言う。

ルーティン化するこの日常も5年後10年後には大きな財産さ。

頑張ろ。
MidoriK

MidoriKの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

松山ケンイチがやけに美しくて、久々の彼の演技は上手いと思った。
抜群のスタイルに白い肌に不思議な魅力を発揮する彼の顔立ちは、荻上監督の世界観に合うのだろうかと思っていたけれど、しっくり合っていた。
白米を食べるシーン、美しかったです。

ムロツヨシの、普段から奥底は絶対に見せないあの感じを、映画でも最大限に発揮していたと思う。
彼にどんな過去があったのかは全てを語っていなかったけれど、彼が感じている痛さや悲しさは十分伝わっていたと思う。

柄本祐の公務員はよく似合っていた。
贅沢な使い方だなぁと思ったけど本当に似合っていた(笑)

かもめ食堂やめがねなどで「ファンタジー担当」といえばもたいまさこさんが多かったけれど、
今回は満島さんでしたね。あとイカ🦑。


吉岡秀隆親子も然り、全員に何かしらの死が付きまとっていて、それぞれに想いがあるけれど
それを消化していくのが最後のシーン。やわらかで優しい映画だったと思います。

しかし塩辛が食べたくなる。
forme

formeの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

荻上直子監督作は『めがね』『かもめ食堂』を観てなんとなく居心地の悪い印象を持っていた。この作品を見てその正体がなんとなく分かったような気がする。
「こんなことをするなんて信じられない。でも、なんか羨ましい」

言葉を選ばずに言えば社会不適合な人たちが繰り広げる日常を眺める作品。前科持ちで工場で働きはじめた無口な青年、人との距離感が分からないために働けず自給自足でジリ貧生活をする隣人、子をダシにして墓を販売する中年男性。
そうした人たちを通して荻上直子監督は社会で生きる私たちへ「もう少し力抜いていいんじゃないの」と話しかけてくるよう。唯一まともに見えた大家の女性もけっこうぶっ飛んでいた。

居心地の悪さを感じながらもどうして涙を流しているのかというと、私にもそうした社会不適合なところがあり、なんとか適応させて生きてる自覚があるからだと思う。独特でどこか現実的でない世界観で描かれることにも観客への信頼を感じる。

他人へ弱さを曝け出してみること、弱さを曝け出すことを強要しないこと、弱さを曝け出した人に説教しないこと。優しかった。

塩辛工場の上司が言っていた「続けることの大切さ」も染みた。心身を壊すほどの環境は別として、続けることでしか得られないものは絶対ある。

そして何よりご飯が美味しそうすぎる!食卓シーンはもはや食品CMだった。

とにかく生きること、もっと言えば生き延びることへのエールが詰まった映画。
m

mの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

とーーーってもよかった…!
生きてるな

"なかったことにしない"

このレビューはネタバレを含みます

脚本を読んでいたのでとても楽しみにしていた。

なんだろうか。この分厚さ。人を失った人たちの死への向き合い方。それぞれにそれぞれの向き合い方がある。

そして食べることにより、深まる仲。

なんかあまり上手く言語化できないが、とても良かったです。
松山ケンイチさんを見ると自分がまだまだなんやと実感するべ。
「生きる」って「食べる」こと。
響く咀嚼音に強くそう感じた。
そして人と一緒に食べることの幸せ。
質素な食卓。山盛りの白いご飯。そして話し声。
いきなり「風呂貸して」とやって来る島田さん。あれはムロツヨシじゃないと成立しないなぁ😊 

生と死がとても近いところにある映画だった。だから「川っぺり」なんだな。。。

なんとか川っぺりのこちら側に踏みとどまり食べて生きる。
それぞれ事情を抱えて、それでも生きる。
….…と書くと悲壮感漂うが、映画の中の彼らは彼らなりにゆるやかにつながり幸せそうだ。

やはり誰かと一緒に食べるごはんはおいしい。
nobikko

nobikkoの感想・評価

4.3
とてもとても良かった🙏

観にいって1か月以上経ったが、たまにあの夕暮れの葬儀シーンを思い出す

松ケンのオーラを消した深いお芝居は昔から大好きで、スクリーンの中では年齢さえも操っているような感じが職人のよう

死が身近にある人たちが集まるアパート

どこか現実の世界にはいないような人たちだけど、少しずつ自分の人生とリンクしている気がする

あの塩辛の壺を見た瞬間に私はその後の使い道に気づいたのだ、エッヘン
こう

こうの感想・評価

3.5
何かを抱えてゆっくりと生きてる人達の物語でした。こういう映画にありがちな登場人物を善人で描くのではなく、普通に嫌な部分を描いている所が共感出来て好きでした。すき焼きを無遠慮に食べに行くところや人と距離をおくところなど。コメディの部分と、核となる死に対しての描き方がの区別がはっきりしていて良かったです。
でもどうしても現実と乖離していて、上手物語に入って行けなかったのがちょっと残念だがでした。

満島ひかりの遺骨を食べるシーンは、悲しみと愛おしさが伝わってきて圧巻でした。
食事シーンはどれも美味しいそうです。
zakico

zakicoの感想・評価

-
ワケがあったりなかったり、煩わしさもあるけれど、この人たちがいるから生かされる。

ここは社会の隅っこ端のほうかもしれない。ドラマティックな毎日なんてありはしない。

それでも、誰かと食卓を囲むのは、それだけで生きることに少しの豊かさをもたらす。
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