荻上監督さん、相変わらず“優しい”ですね
さて、主人公を始め、彼を取り巻く人物たち(・・・ちょっと“奇異”な人々)
みんな“過去を引きずって”生きているようです
・・・で、思いました
それぞれの“過去”と寄り添ってこれからも生きていくか？
それとも“過去”から脱却してこれからを生きていくか？
監督は、その答えを出していません そう、「どちらも“あり”なのだ」と
それが、冒頭に書いた“優しい”となるわけです
【追伸】
荻上監督ついでに書き留めておきます
あくまで、自分が鑑賞した限りでの視点ですので、悪しからず
本文でも触れましたが、登場人物のキャラクター設定における、いわゆる“ちょっと変わった人”たち・・・について
自分的には“変わった”？あるいは“危ない”？みたいな気がしてなりません
実際に自分が接するとしたら、簡単に心を開けるかなぁ・・・的な人々が、極々“普通”であるように登場して(描かれて)いますよね
奇異な行動、奇異な発想、奇異な台詞・・・そのあたりの監督さんの世界観がいつも気になって仕方ありません
