KH

狙われたアイドル 実録ストーカーのKHのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

柳ユーレイが女優霊みたいにあらゆる画角に潜んでる

見終わった後あらすじが一番気持ち悪いなと思ったあらすじ
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24時間、君の生活はわかるんだ。シャワーは、右太ももからだね。おっぱいの左下には、小さな痣。小学生の時、鉄棒で擦った痕だね。トイレは4、5回。下着はピンクが好き。アレは、28日型でときどき一人エッチもするでしょう。誰にも言わないよ。君は、ぼくの恋人なんだから...。
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今でいうアイドルオタクの成れの果てとでもいうのだろうか。。
昔はタレント名鑑に有名人の住所が書いてあったというのだからこの時代のセキュリティは今に比べると雲泥の差なので起こるべくして起こったともとれる。
仕事も人間関係もうまくいっていない主人公は街で財布を落としたところ今でいう地下アイドルの卵に拾ってもらってからそのアイドルがやっている唯一のレギュラーの15分だけのラジオを欠かさず聞くリスナーになった。
最初はただのヘビーリスナーだったのだが、一度投稿を読まれてから、誕生日に事務所に行ってプレゼントを受け取ってもらった日から童貞の勘違いが加速していく(童貞かどうかはわからんけど)。
事務所入り口で24時間入り待ちからの無言電話、自宅凸、付きまといとオタクから立派なストーカーに進化していった。
オタクにやさしいギャルはフィクションだけどオタクに(売り上げのために)やさしいそぶりをするアイドルはいっぱいいるのでまぁ今も起りそうな話だなと。。

ストーリーはこの時代特有のOVA感がひしひしと伝わってきていい雰囲気だったんですが、いかんせんBGMが間の抜けたフリーBGMみたいなのを多用していて今一歩といったところ。
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