このレビューはネタバレを含みます
2021-001
とにかく主人公の親が二人とも愚かすぎて最初から最後まで見ていられない。
最終的には隣人（娘の親友の親）の殺人までやらかして、オチは娘の可愛い嘘。あ〜 The lie（原題）ってそっちね！という大したことのないうっちゃり。子を守るために親がどう巧みな技を使うのか、最終的なメッセージはどう伝えてくるかを期待して視聴したので、これにはくだらなすぎて土俵から転げ落ちた。それが製作者側の面白さのポイントだったんだろうけど。
親に構ってほしくて嘘をついた娘も、便乗した親友もどちらも最悪の形で親を失う。
あまりにも取り返しのつかないことが起こっていて、閉幕の数分後を想像するだけでも胸が悪くなる。話を聞かない人間しか出てこないので見ている間もその手のストレスが延々と続く。
それだけの映画だった。
