衝動的に友達を殺してしまった娘の告白を聞いた両親は、嘘に嘘を重ねて彼女の殺人を隠蔽しようとするが…。
ある片田舎の冬景色の中、一人娘が友達の女の子を殺してしまい、両親が隠蔽しようと奔走するストーリーです。
娘が犯した罪を親の嘘で塗りかため、真実と虚構が混ざり合い事態はとんでもない方向に発展していく過程が何とも言えない映画でした。
娘は人殺しをしたのに落ち込んで叫んだりしていたかと思うとアニメを観て楽しそうにしていたり何がなんだか分からない。
破滅していた両親なのに娘が犯した罪を隠蔽するうちに仲が修復されていくという皮肉な構図、唖然とするラストで私は好きな映画でした。