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冷たい嘘のNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

冷たい嘘(2018年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

2021/8/22鑑賞。62点。

〈見所〉
アメリカ版ドラマ【キリング】の製作総指揮+主演のタッグで描かれる作品。監督はヴィーナ・サッド、主演はミレイユ・イーノス、ピーター・サースガード。ここにジョエル・キナマンが刑事役orブリトニーの父親役で出てたら完璧だろう。
この作品の難点は、監督がヴィーナ・サッドであること。アメリカドラマ界のミセス・バッドエンドが製作している以上、オチは予想がついてしまう。

〈あらすじ・ネタバレあり〉
シングルマザーの検事・レベッカ(演. ミレイユ・イーノス)は、娘・ケイラを別れた夫・ジェイ(演. ピーター・サースガード)に預ける。

ジェイは娘をバレエ教室に送り届ける途中、ケイラの同級生・ブリトニーをバス停で見つける。

ブリトニーはジェイの車で送ってもらうことになるが、おしっこがしたくなり下車。
ついて行ったレベッカは、以前から嫌っていたブリトニーを橋から突き落とす。

ケイラが人を殺したと知ったジェイとレベッカ。2人は、ジェイの車に乗ったことを知る人物や目撃者がいないため、事件を揉み消そうとする。

ブリトニーの父・サムは、娘の失踪にケイラが関わってるのでは?と疑って、接近してくる。というのも、ブリトニーはケイラと一緒に、よくバレエ教室をさぼっていたのだ。

サムにこれ以上詮索されたらお終いだと考えたジェイは、ブリトニーの顔に傷痕があったのを思い出し、サムを娘殺しの犯人に仕立てようとする。
レベッカもそれに賛成し、警察官時代の相棒・ケンジ刑事にそれとなく【サムによるブリトニー虐待】を話す。

ケンジは、今の相棒・バーンズと捜査を開始。ブリトニーの携帯のGPSを追跡すると、橋のそばで吸入器を見つける。その吸入器は、喘息持ちのケイラのものだった。
さらに、ケイラの彼氏であるジェレミーを、ブリトニーが横取りした事実が判明。ケイラは、「殺してやる」とメッセージを送っていた。

追い詰められたレベッカとジェイは、ブリトニーの携帯をサムの家の庭に埋める。
そこに、サムが自宅に戻ってくる。
サムの口ぶりから、【ブリトニー失踪にケイラの関与を確信している】と気づくレベッカ。レベッカは、サムを車で轢き殺す。

自宅に戻ったレベッカとジェイが、車に付いた血痕を拭き取り、証拠隠滅を図っている。そこに、ブリトニーが姿を現す。
ブリトニーは死んでいなかった。
彼女は、誰にも邪魔されず何日か彼氏と過ごしたかった。それで、バレエをサボろうとケイラに協力してもらったのだった。

レベッカとジェイはケイラを追い返すが、ケイラは2人の様子を見て父・サムに何があったかを察する。

ケイラは、「すぐに真実を話すつもりだったけど、両親が仲良く過ごしてる姿を見て言い出せなくなった。もう少し幸せな時間を送りたかった」と謝る。
真実を知ったしたジェイは、レベッカとケイラを抱きしめる。

遠くからは警察車両のサイレンが鳴り響き、刑事が玄関ドアをノックする音でEND。
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