デブチンバラ

ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけているのデブチンバラのレビュー・感想・評価

4.0
カメラは17歳のビリー・アイリッシュの等身大を捉える。それは歌手としての音楽活動のみならず、私生活をも写し出す(自宅で曲作りをしていることもあり、音楽活動と私生活の間に壁は無く実にフラット)。そこから見えてくるのはビリーにとっての家族の存在の大きさだ。仕事上のパートナーである兄のフィニアスの存在はもちろんのこと、何と言ってもビリーを近くで見守る両親の存在はとても大きい。二人はビリーを一人のアーティストして扱い気配りや気遣いをしながら仕事面のアドバイスする一方、娘としてのビリーを一人の人間として正しい方向へと導く道標となる存在であることがよくわかった。
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