もっちゃん

Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~のもっちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
新時代のLGBTQミュージカル🏳️‍🌈🎶

「真の美しさ」とは何かー

なにこれ🥺めちゃ名作やん🥺普通に泣いたわ😭


主人公の≪ジェイミー≫はドラァグクイーン💃に憧れる高校生🙋‍♂️
そしてゲイでクロスドレッサー💃

トランスジェンダーではなく、性自認もしっかりしてるしゲイの自覚もあるのが本作一番のポイントかな🤔

てっきりイジメとかの悩みや葛藤に苦しむも、自分は自分‼️自分らしく生きる✨みたいなストーリーかと思いきや、まあイジメはあるんやけど、イジメられてもへこたれないし、もう自分はゲイだしクロスドレッサーでドラァグクイーンに憧れている自分が素敵という芯がしっかりしてる。

1曲目から自分が確立してるから、え?じゃあもうそれでいいじゃん?めでたしめでたし‼️

苦しみ悩み葛藤からの成功ってのが盛り上がりポイントなのに、この映画何で盛り上がるの??って最初は不安やったけど杞憂でした笑


ゲイやクロスドレッサーではあるんだけど、ジェイミーはそんな自分を嫌いではなく、自分はお前ら凡人とは違くてこんなにキラキラしてんだぜベイビー✨という溢れんばかりの自己主張、他者への攻撃性が逆に気になるくらい💦

ただ一番身近なところで理解されない苦しみもしっかり抱えている😢

それ故にトゲトゲしい自己主張につながっているというパーソナリティ。

ドラァグクイーンというキラキラした「美しい」世界を夢見るジェイミーが、周囲の優しさに触れながら「真の美しさ」とは何かに気づいていくストーリーには思わず涙😢

特に母親とのデュエットシーンはあれは泣くわ🥲

LGBTQがストーリーの核ではあるんだけど、エターナルズライクの「ただそこに在る」という描き方が印象に残りました🥺

不寛容、他者に理解されない苦しみってのも描かれてるんやけど、ひとりの高校生として普通に生きているっていう描き方が新しい、これからのLGBTQ🏳️‍🌈という感じの映画でした✨


しかし海外のプロムって憧れるなぁ🥺

『プロム』の≪エマ≫とのプロムアッセンブルもぜひ観てみたい笑
もっちゃん

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