ほぬ

あの夏のルカのほぬのネタバレレビュー・内容・結末

あの夏のルカ(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

舞台の海がサンドビーチじゃなくて砂利のビーチなんだけど石とか、丸く角が取れた岩の表現がめちゃくちゃにリアル!
キャラクターの表情がカートゥーンみたいで賑やかでかわいかった☺️作品を通して地中海の風が吹いてるようなあったかさがあってよかったなあ

ジュリアのパパがストーリーに関係なく片手がないのも、ストーリーに関係なく別居していて、かつ両親ともにジュリアと交流があるのがいい時代だー!という感じ。手がない方の袖を釣り針で留めてるの、オシャレだ🎣

ジュリアがOMG!的にいうセリフにバリエーションがあって(ゴルゴンゾーラとか聞こえた…)めちゃイタリアの匂いがして気になるんだけど字幕に全く反映されてなくてしょんぼり、訛りも相まってうまく聞き取れないのと、簡単な言葉はイタリア語が混ざっているのとで掬い上げきれていない表現が多い気がする…くやしい…
訛りの表現はどうしても吹き替えにすると無くなってしまうのでこういう作品(Cocoとか)は特に字幕を選ぶことが多いのだけど、字幕でも情報が減ってしまうのは悲しいな

ジュリアが溌剌としていて、かつ聡明な女の子なのもめちゃくちゃに良かったな!新しい世界を教えてくれるのは男の子だけじゃないんだよ〜!という… やんちゃで、かつ勤勉(というと微妙だけども…)というのも良い。両立できるよね。
やたらに恋に落ちなかったのも良い。いい関係性だった!

深海のおじさんは何も悪くないが…?みたいな気はするけど、おじさんだけスイチューフレンズみたいな世界観で笑ってしまった

エンドロールでその後のみんなの様子が出てきたのが可愛くて好き、絵本みたいなタッチでそれがまたキュートなんだ… トランプしてるカニのステッカー、スーツケースに貼りたいからほしい…
ほぬ

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