きん

あの夏のルカのきんのレビュー・感想・評価

あの夏のルカ(2021年製作の映画)
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固い友情と人種差別(ヒトとシーモンスター)を考えさせられるお話。
親の言うことをきっちり守りまっすぐに育ってきたルカは自由奔放なアルベルトから新しい世界を教わる。初めてシーモンスターからヒトになった時はルカと一緒に感動を味わった。身体の使い方が分からず上手く立てない所から始まり、見るもの全てが初めてで何をやっても楽しくて仕方がない。好奇心が満たされ自由な身の彼はキラキラしていた。
自由と引き換えに人間との営みの中でシーモンスターであるということがバレそうになる危険が何度も迫るたびハラハラした。
展開が見える内容ではあったけど最後はほっこりさせられた。シーモンスターであっても彼らを受け入れてくれた街の人たちがあたたかい。

ジェノベーゼのパスタ美味しそう。
真夏のイタリアの海岸沿いの景色が素敵。
将来自分の子どもと夏休みに一緒に観たい映画になった。
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