すごく良かったなー。
物語も良かったけど、イタリアの港町の雰囲気がすごく好き。
原題の「ルカ」に「あの夏の」をつけて、しかもまさかのエンドロールにあの曲をもってくるとか、おいおいやりすぎだぜ!って思っちゃうけど、すげえ沁みちゃった。
この監督、宮崎作品が好きらしいね。特に宮崎さんの水彩画が好きっぽい。調べたら、小さい頃「未来少年コナン」観て以来のファンで、自分の娘に「紅の豚」からフィオって名前をつけてるとのこと。
さらに、本作の舞台の港町ポルトロッソもポルコ・ロッソから来てるらしい。
ルカたちが憧れるベスパ(スクーター)も、これ「ローマの休日」のやつだよなーって思ってたら劇中「グレゴリー・ペック×オードリー・ヘプバーン」ってポスター出てくるし、ルカの宿敵の名前がヴィスコンティだったり、私的盛り上がりポイントもドンピシャだった。