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サイレント・ソルジャーのmhのレビュー・感想・評価

サイレント・ソルジャー(2019年製作の映画)
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びっくりするくらいつまらない戦争映画だが時代背景は面白い。
進軍してきた連合国軍に呼応したマキ(フランスのレジスタンスグループ)がピレネー山脈を越えて侵攻。スペインのファシズムを掃討するため、スペインゲリラグループも参加した大規模攻勢がレコンキスタ作戦。
作中にも登場したアラン渓谷侵攻でフランコ軍は鎮圧にかかる。
橋の爆発で聴覚を失った主人公。これが原題「沈黙の戦い」にもかかっているんだけど、耳が聴こえないことがテーマにも物語にも絡んでない。
フランコ軍が行った残党狩りが物語のほとんど。
・フランコ軍が雇ったソ連の女性スナイパー。
・女性が女性をレイプ。
・ちょいちょいお目溢しで生かされる主人公。
・懐いている犬。
このあたりははてなの連続。本気でわからん。
いったいどういうことなんだろうと画面を眺めていると、遠くなる雪の平原に「FIN」の文字。
エピソードがいちいち長いのも辛かった。もっとつまんでこうぜ。
「マキ」は「さよなら子供たち」にも名前出てきた。そうとうでかいレジスタンス組織だったんだろうなと、この映画とは関係ないことを考えた。
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