テイタムライリー

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのテイタムライリーのレビュー・感想・評価

3.3
まずミラジョヴォヴィッチが主役の
バイオハザードの続編ではありません。

ゲームはほぼプレイしてます。
ミラジョヴォヴィッチの映画は
全部観てます。

【感想】
ゲーム版バイオが好きな人にはニヤリとする要素が結構あり、作った人がバイオ好きなんだなってのは伝わりました。
が、好きだからこそあれもこれもと詰め込め過ぎてしまった印象です。
そもそもゲームの1と2を一本の映画として作るのは時間的に無理があるかなと思いました。

予算の限界を感じさせる設定変更や、洋館などのスケールの縮小などからチープ感が見えてしまってちょっと残念でした。
特にミラジョヴォヴィッチ版のバイオハザードがお金をかけて圧倒的なスケールで作られていたため、どうしても比べた時にB級感強めだなと感じてしまいました。

元々のゲーム版がB級スプラッターホラー感を目指していたようなので、忠実といえば忠実なのですが、出来ればお金をかけた圧倒的なスケールでラクーンシティの悲劇だけに焦点を当てて描いてほしかったなと思いました。

キャストに関しては
ジルとレオン、エイダが全然違う感じでしたが、ジルは新解釈としてありかなと思いました。
レオンは見た目は良いのですが、ヘタレ感が強過ぎてレオンぽくなかったです。
どちらかと言うと3のカルロス感強めでした。
エイダはミラ版が良かったため、ちょっと受け入れられなかったです…

色々言いましたが、
バイオ好き、B級ホラー好き、ゾンビ好き
な人ならそこそこ楽しめると思います!
酷評するほど酷くはなかったです!
ただ、スケールがびっくりするほど小さかった!