natsukosuga

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのnatsukosugaのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

昨年から楽しみにしていた今作。ゲームファンとして嬉しいシーンもありましたが、正直映画としては物足りなかったです。ゲームの舞台であるラクーンシティを忠実に再現していたところは素晴らしいですが、主要キャラのジルやクリス、レオンの印象が非常に弱いせいでせっかくの細かいディテールもチープに感じ、没入感に欠けました。乏しい装備でゾンビがうじゃうじゃいる場所を探索しなければいけないあのゲームの恐怖感を全く感じられなかったのも残念。強いていうのであれば、REのタイトルが出るまでの前半と、クリスの洋館での暗闇銃撃シーンはよかったです。たぶんこの映画の本質的な問題は、映画の尺の中に半端に1と2の要素を詰め込みすぎた事なのかなと思います。この尺なら洋館、もしくは警察だけにすべきだったのでは?ゲームはそんなに簡単じゃないのよね、、ってところでファンとしては残念な結果となった気がします。あとはアクションとホラーのバランス、映画感とゲーム感のバランスがあまり良くなかったですね。バイオゲームを完全に映画化すること自体、難しいことなのかもしれないですね。。
natsukosuga

natsukosuga