悲しく、恐ろしい事件のドキュメンタリー
作風を一言で表すと、
「ドキュメンタリー版: search」
突如行方不明になった1人の女性と、2人の娘
誘拐か?それとも家出?
とにかくどうか無事で…観る人みんながそう思わずにはいられない
そして、ラストには衝撃の真実
犯人が犯したのは、償い切れないほどの重い罪
それでも「あなたを許します」と言った被害者の親族と友人はどんな心境だったのか
複雑だったに違いないけれど、尊敬に値する
「search」のように、映像がSNSやTV、防犯カメラや当時の記録映像で成り立っているところが斬新で、リアルさが増していて、ドキュメンタリー作品として、完成度が高い
エンドロールのテロップには、アメリカの犯罪の現状が流れる
「アメリカでは今でも……」
これには絶望と悲しみが溢れる
知るべき現実は、世の中にはたくさんあるんだと考えさせられる