都内休業明けの劇場で、一席明けの劇場は
満員に近かったですね。
否定派の意見も解らなくはないですけど。
撮影でトラブルないとか、基本みんな善人とか。
ただやっぱりこういう映画というか創作に全てを賭け、ストーリーの力、芸術の力を信じて作られる物語にはどうしても弱い。
90分一本勝負を作中で宣言し、その時間に収めた構成の妙、オープニングが円環構造になっていること。
虐げられてきた持たざる者だからこそ、見える世界、表現があるってとこはやっぱり生きていく糧とは言わないけど、人生前向きにさせてくれると思います。
お仕事ムービーとしての楽しさもある。
何度か言いようのない、作中のような電撃走る感じもありました。感動という言葉もちょいと違うニュアンスの何か。
本気だなと思ったのは、架空だけど英語圏を舞台にし、映る英語の情報をいちいち日本語にして提供しないとこ。
ロケ撮影でない、アニメでやるってことはそこに込められた情報があるはずで。
2021年度のベスト候補きたなぁ
