【まとめシネマ】#417
【まとめ】
* アニメならではの画力と疾走感！
* 映画の表も裏も、夢も見せる
* 映画好きに捧げる90分間！
本作の見どころは、アニメならではの画力と疾走感！
作中には映画監督を夢見るアシスタント・ジーンが実際に監督業をする中で、学んだこと、気づいたこと、感じたことを表すシーンが何度か出てくる。そのシーンの数々は実写では出来ない、アニメならではの浮遊感や疾走感、カラフルで大迫力な画力がGOOD！しかも、そのゾーン体験に共感出来るのも、素晴らしいシーンの数々！
本作はタイトルにもあるように「映画」について深く探究している。
我々が普段スクリーンなどで見る演者のカッコいいシーンや迫力ある映像の数々には、スタッフの時間と労力を使った努力や苦労、製作費の確保、挫折など様々な壁を乗り越えて、私たちの目の前に届いている。そんな映画業界の表と裏、そして夢も見させてくれる！
本作はぜひ映画好きの人に見てほしい作品のひとつだ。
僕は映画好きになって早2年、それまでに自分の中での「映画とは？」という疑問について何度も答えを出して、何度も悩んで、今に至る。その2年間で積み重ねてきた映画で学んだこと、気づいたこと、感じたことをこの作品で出し尽くされた喪失感を今でも覚えている。
それを90分で言われてしまった。
たった90分で。
