きっかけは些細なもので、そのチャンスをいかにして掴むかが大事ということを教えてくれる作品。
敏腕映画プロデューサーのポンポさんの元で働くジーンは、15秒の映画予告CMの制作を命じられ、そのチャンスを成功体験につなげた。そして夢にまで見た、映画監督としてデビューする、さらなるチャンスを掴んだ。
結局、最後に勝つのは情熱とか愛情とか目に見えない熱いもので、周りを巻き込むのもそういった気持ちなんだと、胸にグサリときた。自分のやりたいこと、好きなことを口にすることって強い。
クリエイターとしての地獄と報われる瞬間を、そしてその時々で欲しい言葉、全てが約90分に凝縮されていて、とても濃厚なアニメ作品でした。オチも秀逸だったー。