このレビューはネタバレを含みます
ジーンが初めてカット作業を任されるシーンまでは、映画の細かなアニメーションの表現に目が行った
ジーンの「切る」シーンのアニメ的な気持ちよさを感じたあたりから一層引き込まれ、スイスでの撮影が始まってからジーンの監督としてのアドリブ力が見える、映画をみんなでつくっていくシーンでぐっとこの映画のストーリー自体に移入した
・ウィンカー、場面転換の表現
・目がファインダーとなって女の子を映す表現→そこを眼が切り取った理由、魅力を伝えるための表現
ジーン監督が脚本に無いシーンを急遽撮るあたりの気持ちよさエグい
★映画と、映画内の映画がリンクする
構造が綺麗すぎ
myself in the film
ジーン監督が映画の中の主人公に移入した、これすらもポンポさんの宛書だったのかも
追加撮影をお願いするシーンめっちゃすき
現実がどうかなんて知らんが、やはりエンタメの消費者としてはすべてのクリエイターが尊重されていてほしいもんな……
フィルムがカッカと変わって映画によって救われた・救われる対象とフィルムに映し出された監督の自分が重なる画良すぎ良すぎ良すぎ
どんどんジーンが監督らしく(傲慢に)なっていくのいいねぇ
映画 音楽
ただ一つ残ったことを手放さないために、切る
他人の人生やお金を犠牲にしているから諦められない
友達も家族も生活も会話も切って、掴み取る
↑このシーンの気迫 良すぎ!!!
ポンポさんに見てほしい映画
ポンポさんが自分が感動するために撮らせた映画
ポンポさんの大好きな映画
映画を含めすべての創作物に救われた経験のある人間はきっと好きになるポイントが見つかる映画だったと思う 創作を経験、夢想したことのある人間なら尚更
漫画版も絶対読む