評価が高い映画とは聞いていたのでいつか見ようと思っていたポンポさん。
幼い少女でありながら映画プロデューサーという立場で巻き起こる騒動を楽しむ内容かと思いきや世界はこの異様な存在をまるで当たり前のように認知して進んでいく。
ファンタジー映画なのだろうか。
少女である必要すら感じさせないただの有能なプロデューサーという存在がなぜタイトルにまでなっているのだろう。
監督役であるこの作品の本当の主人公であるジーンの映画作りの過程における葛藤や苦悩は良く描かれているのだがそれ以外の部分は雑。会議を生配信して融資を通すくだり等は正直意味がわからなかった。
作画は全編通して素晴らしいし実写映画的な表現をアニメにした時の妙味などは楽しめる。