物心ついた私には衝撃きわまりない描写が連続する伝説的なSF映画が製作30周年で4Kデジタルリマスターで公開です。
フルネームで覚えられなかったけど、出てる映画は全部好きだったシュワちゃんのアクション。
今の映画と違って、肉体アクションもマーシャルアーツではなく、力だけでなぎ倒していくので、シュワちゃんの肉体だからこそ可能な説得力。
フィリップKディックさんの原作は短編小説でたくさんの映画が製作されますが、基本的なプロットはほぼ同じ。
ということは作家性で個性が出てきます。
ポール・バーホーヴェン監督に当時最高の製作費を出す、90年代の映画のヤバさを物語りますが、世界観の強度が非常に高く、アナログで表現する事で、生々しい火星が描かれます。
今回初めて知ったのですが、ポール・バーホーヴェン監督、物理学の博士号を持っているとのこと。
物理学の博士号‼？
これまでの作品の生々しい触感はそんな博識から出てきていたとは。
