なんとも摩訶不思議な映画だった。ミュージカル? まあそうかな。でもそういうジャンル分けするのも違う気がする。そんな映画。
舞台となる街がとっても映画的で、いいロケハンしたんだな、と。雰囲気はノスタルジック。ちょっと大林宜彦の初期の映画を現代に焼き直した感じか。時はかけないけど。
上司の癇に障って、地方に飛ばされたエリートサラリーマン奮闘記。平等に見て、決していいやつとはいえない。憎まれ口をたたきながらも同僚や町の人と交流していき…、ってお話はまあありふれた感じではあるけれど、演者が新鮮だったので、楽しんで観られました。