NHK BSプレミアム放送分を
録画して鑑賞。
新聞はインテリが作って
ヤクザが売る
映画「社葬」より
御巣鷹山の事故？
今思えば、事件なのでは？
下手すれば人災なのでは？
隔壁の破裂が原因だと思ってましたが
違う可能性もあるのは知らなかった。
日航機墜落事故のお話ではなく
その報道にあたる地元紙の物語。
労働基準法という存在を
誰も気にしなかった時代の物語。
社員は会社のもので
社員個人の人権などは無かったなぁ。
携帯って本当に凄い発明品だと
この時代を見ると特に思う。
堺雅人さんと滝藤賢一さんが切ない。
堺雅人の手記も凄かった。
無くなった腕を探す自衛官のお話。
滝藤賢一さんの演技の素晴らしさ。
脱帽です。
社長が見事にウザい。
山崎努さん、流石の演技です。
物語の緊張感が個人的にはイマイチ。
社内の問題しか無い。
他紙とのせめぎ合いとかも無い。
スクープもあるにはあったが
確実な記事以外は載せないのが主人公。
なんとも、惜しい展開が続く。
結局
地方紙の言い訳のように感じた作品。
ラストも、あれで良かったのか？
原作未読なので、なんとも言い難いが
社長の前から逃げて終わりなの？
あの、塗り絵のような新聞を
作ることが、彼なりの反抗だったの？
なんとも、モヤモヤする。
2023-236
