若い自衛官は仁王立ちしていた。
両手でしっかりと、小さな女の子を抱えていた。
赤い、トンボの髪飾り。青い、水色のワンピース。
小麦色の、細い右手が、だらりと垂れ下がっていた。
自衛官は天を仰いだ…
1985年の日航機墜落事故を題材に、
群馬の地方新聞社の数日間を描いた作品。
全権を任された悠木(堤真一)。
現場に駆けつけた佐山(堺雅人)とカンザ、
迫真の報告は社のつまらない事情にと…
役者の皆さんは素晴らしい。
反対に、脚本と演出が酷すぎる。
タイトルロゴのダサさから嫌な予感はしていたけど、不快に感じた点を箇条書きで記録。
・どう考えても不要な登山シーン。「新聞と山」の例えは…
1985年8月12日、123便が墜落。北関東新聞の記者、悠木が全権デスクに。しかし苦心して悲惨な事故現場に辿り着いた若手記者2人の記事は、保守的な体制の中でボツとなる。悠木は憤りつつも、新たな特ダネ…
>>続きを読む少し前に見た同監督の〈突入せよ!「あさま山荘」事件〉よりはカメラワークが落ち着いていて見やすかった。
架空の地方新聞社の内幕を描くことが中心の作品で御巣鷹山旅客機墜落事故である必然性もあえてなく、一…
学校で鑑賞、昭和的なものごとにずっと驚いてた部下のいとこがいのちの尊さについて言ってたけど、うーん時間が経てば忘れるのは仕方なくない?遺族だけが残されるのはどんな事件でも当てはまる、そんなんを新聞や…
>>続きを読む