2023/11/23視聴、レンタルDVD
ずっと気になっていた作品、配信されておらずレンタルDVDで視聴。
横山秀夫先生の原作は未読。
期待しすぎた作品になってしまった。
群馬の御巣鷹山に墜落した日航123便。
事件を記事にする地元新聞社。
新聞記者と疎遠になった家族。
会社に翻弄され体を壊す記者。
色々な側面が盛り込まれている映画だが、正直どれを一番テーマにしたかったのかわからなくなった。
話の7割は、日航機墜落を記事にする地元新聞社の話だが、過去の話であり主人公は、ずいぶん経ってクライミングをしたり、その後さらに息子に会いに行く話に推移していく。
でもエンドロールでは「地元新聞社の話」とある。
出演者は豪華で、主役の堤真一、堺雅人、滝藤賢一や尾野真千子、遠藤憲一、でんでん、山崎努で固めるなら、地元新聞記者の話だけでよかった気がした。
記事を出すために、広告を落としたり、販売店への発送を遅らせたりと、実際の新聞社でも大ごとになることが描かれていて、「地元新聞社」だけで十分興味深い話になったと思う。
ベテラン勢は今回も健在で、山崎努はもう怪優の域だなぁ。
社長と言ってたけど、あんな社主だったら、まじ気味が悪い。