とても良い映画。
日航ジャンボ機の墜落事故を新聞屋の目線で捉えた作品。
悠木さん本人のモヤモヤが観ている側に伝わるし、新聞社内の緊迫感や力関係がこちらにも思いっきりのしかかってくる。
ただラストの所だけは違うなーと思う。子供が息子のみになってる時点で無理なのは分かってるけど、原作のラストの気持ちよさというかスッと上へ行こうと思える、あの感じが好きだったので…。
高一の夏休みに、往復の電車賃が600円で鑑賞料1000円、なのに手持ちは2000円というカツカツな状況で友人と観に行った思い出。無駄ではなかった。
夏になると重い気持ちになると分かっていても必ず観てしまう映画。
2008.8.1. 三宮シネフェニックス